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代表挨拶

  一般財団法人 医薬品医療機器レギュラトリーサイエンス財団は、医薬品医療機器等に関するレギュラトリーサイエンスに係る調査研究、日本薬局方及びその他の医薬品医療機器等の規格・基準並びにレギュラトリーサイエンスの普及並びに医薬品医療機器等の適正使用情報の収集及び提供を行い、医薬品医療機器等の有効性、安全性及び品質の確保及び向上に寄与することを目的とする財団です。

   当財団の前身である(財)日本公定書協会は1956年に設立され、日本薬局方の編纂支援と普及を主な目的としておりましたが、レギュラトリーサイエンスの進展や環境の変化に対応して、財団の業務も大きく変化してまいりました。現在では、刊行物発刊事業、研修事業、調査研究事業、標準品事業及びJMO事業の5つの事業を展開しております。

   「レギュラトリーサイエンス」は、当財団の元会長・故内山 充 博士が1987年に我が国では初めて提唱された概念です。この概念は第4次科学技術基本計画の中で公式に位置づけられ、さらに2014年に制定された健康医療戦略推進法においては、「医療分野の研究開発の成果の実用化に際し、その品質、有効性及び安全性を科学的知見に基づき適正かつ迅速に予測、評価及び判断することに関する科学の振興」としてレギュラトリーサイエンスの振興が謳われるにいたっております。

   役職員一同、引き続き国際的視野をもって医薬品医療機器等の分野におけるレギュラトリーサイエンスの推進に貢献するとともに、財団の発展・充実に努力してまいりますので、今後とも一層のご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

2020年10月
一般財団法人 医薬品医療機器レギュラトリーサイエンス財団
代表理事・会長 奥田 晴宏